筑波大学の永田恭介学長は10日、文部科学省で記者会見し、若手研究者が社会と科学技術について討議する「筑波会議」を10月2~4日に茨城県つくば市のつくば国際会議場で開催すると発表した。永田学長は同会議委員会の委員長を務める。
会議には大学院生や若手起業家ら1500人以上が参加予定。世界経済フォーラム年次総会「ダボス会議」を目標としており、世界が抱える諸問題への行動目標や提案を打ち出していく。
委員会はノーベル物理学賞受賞の江崎玲於奈氏らを顧問に迎えるほか、東大の五神真総長、経団連の中西宏明会長らが名を連ね、政府や関係機関も協力する。
永田学長は「若手研究者らをはじめ、産官学が入り組みながら、社会と科学に関する課題を議論していく」と意義を強調。委員の一人として同席した小林喜光・三菱ケミカルホールディングス会長は「産業界として、さまざまな側面から協力していく」と語った。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース